自立援助ホームとは、義務教育後、様々な理由で家庭での生活が出来なくなった15歳~20歳の青少年たちが暮らす場所です。
青少年たちは共同生活の中で今後一人で社会で生きていくための準備をします。今まで施設で育った児童の中には炊飯器や洗濯機の使い方を知らない者も居たりします。充分に親の愛情を受けずに今の生活を送っている児童もいます。ここで暮らす子供たちの事情は本当に様々なのです。
そんな彼らが社会に出るために「心」と「身体」を整える場所として「KOKOKARA」を立ち上げました。
清潔な身だしなみ、規則正しい生活、美味しいご飯、これがあれば人は何とか穏やかに暮らせることができるのではないでしょうか。家族的なスタッフと触れ合うことで彼らの「大人への敵意」のようなものも解されていくようです。彼らが今後直面する社会は決して楽しく明るいものばかりでは無いでしょう、それでも「ここから」彼らが立派に巣立っていくことを見守り続けたいと思います。
「施設」である以上に、「家族」であることを大切に。美味しい食事は身体と心の栄養。KOKOKARAではスタッフが愛情を込めて、食事やお弁当を作っています。
利用者が心配事、悩み事を相談しやすい環境を整え、スタッフ達が、情報共有をして解決に導きます。周囲の理解や協力を得ながら、地域に溶け込んで生活していくことを目指しています。
栄養士、調理師、メンタル心理カウンセラーの資格を持ったスタッフたちも、様々な角度から利用者の生活をサポートします。また、スタッフには防災のプロも在籍しています。災害時の自助、共助に強い施設運営を目標に掲げています。
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担当:高橋麻子(たかはしあさこ)
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